かまぼ子さんちのブログ

好きなものや欲しい物、オススメな物を書きつらねるブログ。

📖今週のお題「上半期ベスト5 〜小説編」📖

こんばんは&初めまして、かまぼ子です。

今週のお題「上半期ベスト◯◯」と言う事で、

私の趣味、読書から上半期ベスト10✨

を読んだ小説から選んでいこうと思います。

私は新作をあまり読みません。

と言うより小説は紙ベースが好きな為、時間が空くと古本屋さんに行き大量購入して一気に読むという習慣があります。月にスムーズに読み終えると2冊から5冊くらい読みます。

よっぽど気になったら、もちろん新書で買います!

そんな事でランキングも、かなーり昔の小説が出てきても『あぁ、昔読んだなー✨』という感じで、懐かしんでいただけば幸いです。

〈 目 次 〉

👑5位👑

山田悠介】93番目のキミ

93番目のキミ

93番目のキミ

◼️あらすじ◼️

人々の生活を助け、より快適にしてくれる“スマート・ロボット"が発売された。後継機となる「スマロボII」は、“相棒アプリ"をダウンロードすることで驚きの機能を発揮する。大学生・ナリタは驚異のロボットを入手してキャンパスライフを楽しんでいたが、ある姉弟との出会いが、ナリタたちの運命を変えていった――2人は絶望する弟を救えるのか。そしてその先に待ち受ける涙の結末は?

◼️感 想◼️

主人公のどうしようもないダメ青年〈ナリタ〉がロボットの〈シロ〉と出会って、人間的にどんどん成長していくお話。これを読んで、早くロボットがもっと身近な物にならないかなー?って考えながら読みました。ラストも感動で私は通勤の電車の中で泣きました。山田悠介先生の作品で初めて読んだのは【親指さがし】だったので、ホラー要素あるのかなー?なんて思ってたら、全然感動作でしたのでそんな意外性も含めて大好きな作品です。

👑4位👑

【デイヴ・ペルザー】"It"と呼ばれた子シリーズ

“It”(それ)と呼ばれた子 幼年期 (ヴィレッジブックス)

 

“It”(それ)と呼ばれた子 幼年期 (ヴィレッジブックス)

◼️あらすじ◼️

「なぜ、ぼくだけがこんな目に?」―母親に名前さえ呼んでもらえない。“That Boy(あの子)”から、ついには“It(それ)”と呼ばれるようになる。食べ物も与えられず、奴隷のように働かされる。身の回りの世話はおろか、暴力をふるわれ、命の危険にさらされ、かばってくれた父親も姿を消してしまう―児童虐待の体験者がその記憶をたどることは、きわめて苦痛と困難をともなうものだ。本書は、米国カリフォルニア州史上最悪といわれた虐待を生き抜いた著者が、幼児期のトラウマを乗り越えて自らつづった、貴重な真実の記録である。

◼️感 想◼️

私が学生の頃に一度読んだものを、再度読み返して見た作品になります。著者本人の実話からの小説で、とても信じられない虐待の内容などが綴られていました。『幼年期』『青春編』『少年期』『完結編』『指南編』『これから大人になる君たちへ』『ペルザー家 虐待の連鎖』など段階に分かれて書かれているので、順を追って読んでいく事をおすすめします。大人になってから読むと、昔とはまた違った方向からも本当に考えさせられる作品でした。

👑3位👑

三浦しをん】きみはポラリス

きみはポラリス(新潮文庫)

きみはポラリス(新潮文庫)

◼️あらすじ◼️

どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛……言葉でいくら定義しても、この地球上にどれひとつとして同じ関係性はない。けれど、人は生まれながらにして、恋を恋だと知っている──。誰かをとても大切に思うとき放たれる、ただひとつの特別な光。カタチに囚われずその光を見出し、感情の宇宙を限りなく広げる、最強の恋愛小説集。

◼️感 想◼️

短編集になっていますが、一つ一つのお話全てが、ドキドキキュンキュンでした。

あっという間に読み終わってしまうのが残念でなりませんでした!久しぶりに恋愛した気持ちになりました。。。

学生時代の甘酸っぱい気持ちや、大人になってからの切ない気持ちなど、この本一冊に閉じ込められてると言っても過言ではない作品です。ぜひぜひ、最近恋愛してないなぁーと思った方にオススメです!

👑2位👑

水野敬也】夢をかなえるゾウシリーズ

夢をかなえるゾウ1

夢をかなえるゾウ1

◼️あらすじ◼️

お前なあ、このままやと2000%成功でけへんで。
ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ"。
なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。
しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?

◼️感 想◼️

面白く読める自己啓発小説です。

どの巻を読めばいいかの目安として、

・夢をかなえるゾウ〈1巻〉

→「成功」を夢見る冴えない会社員

今の自分を変えたい人向け

ガネーシャと貧乏神〈2巻〉

→「才能」を信じる、売れない芸人

お金とうまく向き合いたい人向け

・ブラックガネーシャの教え〈3巻〉

→「仕事」を愛する、恋するOL

今の仕事が好きになれない人向け

ガネーシャと死神〈4巻〉

→「幸福」を守りたい、平凡な愛妻家

「成功」よりも「幸せ」になりたい人向け

など、その人がどうなりたいかによって読む作品が分かれています。ぜひ自分に合った一冊を選んでみてください。

👑1位👑

【喜友名トト】僕は僕の書いた小説を知らない

僕は僕の書いた小説を知らない (双葉文庫)

僕は僕の書いた小説を知らない (双葉文庫)

◼️あらすじ◼️ある朝目覚めた小説家の俺は、「昨日」の記憶がないことに気づく。どうやら俺は一日ごとに記憶がリセットされ、新しいことを覚えられないという症状を抱えているらしい。可愛い女の子と出会っても、小説を書き進めても、そのすべてを明日には忘れてしまう。絶望的な状況のなか、「負けるものか。諦めるものか。絶対に書くんだ」というメッセージとともに5万字を越える書きかけの小説が、パソコンの中には残されており――。第六回ネット小説大賞を受賞した「あきらめない」物語、待望の書籍化!

◼️感 想◼️

主人公が2年前の事故により毎日記憶がリセットされてしまうと言うなんとも悲しい設定。

それでも2年間なんとか彼は小説を書き続ける。逆境に負けず、絶望でも諦めない主人公。何度も打ちひしがれては立ち上がる、そんな希望いっぱいの作品でした。ラスト本当に最後の1行までしっかり読んで欲しいと思います。

そしてラストの伏線回収が終わった後、また1ページ目に戻って読み返したくなる作品です!

 

🔶まとめ

いかがでしたでしょうか?

発行年数問わず、ランキングにしてしまいました😅久しぶりに読んでみようと思った作品が一冊でもあれば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊